読書好きの”私”による本とゆずの紹介がメイン。あと、バイクや、図書館司書資格取得に向けた日々の奮闘記事も書きます! 気になったことや、素敵!と感じたことをどんどんオススメしていきます。
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『おおかみこどもの雨と雪』 細田守
2014年01月18日 (土) | 編集 |
映画が原作の「おおかみこどもの雨と雪」の小説を読みました。
2013年12月の金曜ロードSHOWで放送されたものを録画し、
ずっと見ずに残していたので、小説を読んでから映画も見ました。

映画が原作の小説なので、内容は100%同じです。
違いは、映画は雪の語りで進められていますが、小説では雪の語りではないです。
第3者目線、というか、普通の小説と同じように作者目線です。

大学生の花は、教室で見かけた勉強熱心な男性に興味を持ち、声をかけます。
すると、彼は「ここの大学の学生ではない」と。
引越し業者で働きながら、こっそりと大学で勉強をしていたのです。
ある日、彼は花に自分の秘密を打ち明けます。
「自分は、日本おおかみの唯一の末裔だ」とその姿とともに花に告白しました。
花はその事実を受け入れ、じきに2人の間には子どもが生まれます。
名前は「雪」。
その1年後、弟の「雨」も生まれますが、
雨の誕生日の翌日に おおかみおとこ は おおかみ の姿で亡くなっているのを発見されます。
花は2人を立派に育てると誓い、将来、雪と雨がおおかみと人間のどちらでも選べるように、
田舎への引越しを決意します。

慣れない子育て(しかも おおかみこども!)に翻弄される花
なんで自分は保育園に行けないのかと騒ぎ立てる活発な雪
人見知りが激しく虚弱な雨
この3人が周りの人に支えられながらたくましく成長していく物語。
雪と雨は、人間とおおかみのどちらを選ぶのか。
花はその結論をどう受け止めるのか。

人間⇔おおかみの変化があるので、映画のほうが見ていて楽しいですが、
花の心情については小説のほうが少し詳しく書かれているので、
映画と小説の両方で2倍3倍楽しめる作品だなぁと思います。

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『もう一度デジャ・ヴ』 村山由佳
2014年01月18日 (土) | 編集 |
村山由佳の『もう一度デジャ・ヴ』を読みました。
こちらも2013年の末に読み終わっていたので、少し記憶が・・・ですが感想を書きます。

現代と戦国時代の2つの話が交互に展開されます。
最後には現代と戦国時代がリンクするんですが、
それまでのストーリーが割とベタで先が読める内容であるにも関わらず、すごく私好みです。
すっかり中身はファンタジーですので、ファンタジー好きには楽しめると思います。
村山作品っぽくないな、と思いながら読んでましたが
作者あとがきにちゃんと「かなり異色」と書いてありました。

現代の主人公が体験するデジャ・ヴ。
テレビに映し出された古い村の風景を「見たことがある」と感じる所から物語はスタートします。
単純に、”主人公の生まれ変わる前の記憶”だけではなく、
現代に起こる出来事が、戦国時代の出来事と次々に重なっていきます。
時代を超えて繰り返される、同じような出来事、きっかけ、行動。
現代も戦国時代の頃と同じようなってしまうのか、
それとも、少しずつ運命は変わってきているのか。

テンポ良く進みながらも、結末はほっこりとしています。

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『きみに読む物語』 ニコラス・スパークス
2014年01月18日 (土) | 編集 |
2014年がスタートし、1月も後半に突入しました。
12月に記事ゼロ件、とサボってしまったので、久しぶりの更新です。
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます!

さて、『きみに読む物語』は2013年に読了しているので少し記憶が薄れていますが、
あらすじと感想です。

とある福祉施設にて、入居者の女性アリーを気にかけ、毎日物語を読んで聞かせる男性ノアがいました。
ノアが語る物語は、若い男女の恋愛ストーリー。
夕暮れ時に話が終わると、アリーは失ったはずの記憶が蘇り、目の前の男性が自分の夫であり、
今聞いた話は自分たちの物語だということに気づきます。
医者は「アリーが昔のことを思い出すなんて奇跡だ」といい
ノアはいつか完全に記憶を取り戻すことを信じ、
毎日、物語を読んで聞かせているのです。
というのも、アリーの記憶の復活はほんの数分に過ぎず、
時間が経つとすぐに忘れ、ノアのことを見知らぬ男性だと言い、時にパニックに陥ります。
そのため、ノアは毎朝、「はじめまして」の挨拶から始め、物語を語ります。

ノアとアリーはいわゆる”身分違いの恋”です。
階級の違いや戦争により別れなくてはならなくなります。
そんな2人が、どのような恋愛を経て現在に至るか、
「ノアがアリーに語る物語」としてストーリーが展開されます。

私は5年くらい前に深夜枠の映画で放送されていた映画版を見て感動し、
「きみに読む物語」がすごく好きになりました。
今回初めて原作小説を読んだのですが、映画と変わらず素晴らしかったです。
言うなれば、映画は、ノアとアリーの出会った少年少女の頃が印象的ですが、
小説は、別れを経た大人のノアとアリーがより深く書かれています。

帯には「あなたは、ひとりの人をここまで愛することができますか?」と書かれています。
今、パートナーがいる人は、その人を愛おしく思えること間違いなしです。

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『デルフィニア戦記 外伝』 など 茅田砂胡
2013年11月19日 (火) | 編集 |
だいぶご無沙汰しております。
デルフィニア戦記を読み終え、外伝に手を出し、無事に読み終えました。

デルフィニア戦記外伝1『大鷲の誓い』
デルフィニア戦記外伝2『コーラル城の平穏な日々』
今のデルフィニア戦記が書かれる前に書かれていた作品『王女グリンダ』

『王女グリンダ』は今のデルフィニア戦記が書かれる前に茅田さんが書いていた物語で、書いている途中で出版社が倒産し、続きが書けなくなってしまった、というもの。
当時の物語が一切の加筆なく蘇ったのが『王女グリンダ』です。
あとがきにも書いてあるとおり、これは今のデルフィニア戦記とは違う物語であり、状況が変わった以上、続きを書くこともできない、止まってしまった物語となっています。

ウォルはそんなに出てこないし、リィが自身を「僕」と言ったりしているし、早々からシェラが登場します。
それに、バルロもなんだか、すっごくお堅い人物です。
今のデルフィニア戦記の方が、ずっと良い!というのが素直な感想でしょうか。

『大鷲の誓い』と『コーラル城の平穏な日々』は今のデルフィニア戦記の外伝ですので、読者の大好きなキャラクター達が生き生きと描かれています。
『大鷲の誓い』は、バルロとナシアスの若い頃がメインです。
どちらかというと、ナシアスの方に感情移入しながら読み進めてしまいますが、タイトルが『大鷲の誓い』なので、バルロの真意が分かるストーリーになっています。
最後のほうは本編のその後が少し描かれているので、すごく楽しく読んでしまい、さらにその続きが知りたくなってしまいました。

『コーラル城の平穏な日々』は、3つの短編の合作で、
毎日身の回りや王の世話に忙しいポーラがウォルから”休日”と称して頂いたお休みの日の出来事が書かれている「ポーラの休日」
「王と王妃の新婚事情」は、世間で言う新婚夫婦になったウォルとリィが、戦場の宿舎であるテントの中で、果たして何をしているのか、というお話。
最後の「シェラの日常」は、とても”平穏”とは言えない王妃の侍女としてのシェラの生活をシェラ目線で書かれたものです。
シェラ好きの私としては、読んでいて楽しかったし、本編の最後のシェラの決断の意味も少し分かるような、そんな印象を受けました。

『王女グリンダ』は別物としても、『大鷲の誓い』と『コーラル城の平穏な日々』は是非読んで欲しいですね!

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『感染』 仙川環
2013年10月14日 (月) | 編集 |
仙川環(せんかわ・たまき)の『感染』を読みました。

夫には別れた妻と子どもがおり、そのことを承知しながら夫と結婚した主人公。
最近、夫の行動や表情が変だ、何か悩みや隠し事があるのではないか、と疑っていたある日、
夫が誰かからの電話により、家を飛び出して行ってしまう。
その直後、夫の元妻から電話があり、「子どもが誘拐された」という。
夫が不在の中、現在の妻と元妻が、子どもを助けるために身代金の要求場所へ行くが、
そこに子どもはおらず、壷に入った灰だけが発見される。

その後、一度夫は戻ってくるが、行方を暗ましてしまう。
警察は夫が実の子を手に欠けたと疑い、夫を探している。
なにがなんだか分からないまま、「真実が知りたい」という一心で、主人公は夫を探し始める。

なんだかよく分からない状況から、いつの間にか、臓器移植という医療問題にシフトしており、最後には夫の信念と、家族への思いが明らかになる。。。

夫を追っている警察官の存在が少しモヤっとしいますが、読みやすくサクサク進んでしまうので、医療サスペンスに興味がない人でも、読めると思いますよ!
2時間ドラマみたいな雰囲気です。

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