読書好きの”私”による本とゆずの紹介がメイン。あと、バイクや、図書館司書資格取得に向けた日々の奮闘記事も書きます! 気になったことや、素敵!と感じたことをどんどんオススメしていきます。
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『バグ』 松岡圭祐
2013年07月01日 (月) | 編集 |
松岡圭祐の『バグ』を読みました。

ある日、日本全国で不可思議な事件・事故が多発。
いずれも子供が起こしたもので、自分の腹を刺す者、逃げている途中に転落する者、マンションの屋上から飛び降りようとする者などなど事件・事故の内容は様々であった。
日々増え続ける不可解な事件・事故の共通点は、
・どの子供も、子ども向けゲーム「アクセラ4」をプレイしていること。
・事件や事故を起こす前に「黒いコートの男」を見た、と訴えていること。

当然のことながら、警察は「アクセラ4」が何らかの影響を及ぼしていると見て、販売元に出荷停止・自主回収を要求し、原因を調査することになった。
しかしここで活躍するのは警察ではなく、「アクセラ4」の販売元であるフォレストという会社の社長さん。
開発担当の社員が疑われたり、ライバル会社の暗躍が疑われたり、問題が多発して社長自身も取り乱したりしながらも、仲間と協力して原因を探っていきます。

そして、結末がなんと意外なことか。
そんなことで、社長のみならず、全国の子供が翻弄されてしまったのかと思うと、本当に憤りすら覚えます。
ですが、そこで終わらないのが松岡圭祐。
ちゃんと、読者の心が穏やかになる仕掛けを用意してくれています!!

身近な人を信じることができない(恋人の態度が疑わしい、浮気しているのか心配、とか)そんな気分になってしまった人に読んで欲しいなぁと思います。

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『万能鑑定士Qの事件簿 Ⅳ』 松岡圭祐
2013年02月22日 (金) | 編集 |
松岡圭祐の『万能鑑定士Qの事件簿』のⅣを読みました。
一言で言うと、衝撃。
この衝撃を味わうために是非、著者の別シリーズ『催眠』を先に読んでいただきたい。

というのも、この第4巻には主人公の凛田莉子と雑誌記者の小笠原はもちろん、「催眠シリーズ」の嵯峨敏也が登場するのです!
嵯峨敏也というのは、「催眠シリーズ」に登場する臨床心理士で、『催眠』『カウンセラー』『後催眠』と嵯峨敏也が活躍しています。(私は、『カウンセラー』のみ未読です)
第4巻の冒頭に、著者からの読者へ「今回のストーリーには嵯峨敏也が出てきますが、彼が主人公の小説を事前に読まなくても支障はないですよ」という旨の内容が書かれています。
たしかに、第4巻として(つまり、万能鑑定士Qシリーズの一部として)は、嵯峨敏也の事前知識がなくても全く問題ないのですが、松岡圭祐作品としては、是非、『催眠』を先に!!と声を大にして言いたい。

その衝撃を味わった瞬間、家の中で読んでいたということもあるけれど、思わず
「え!?」と言ってしまいましたよ、私は。
久しぶりに味わったこの感覚、とっても心地良いです。
松岡圭祐を恨みたくなるよねー。
映画やドラマでは味わえない「本」のトリック。
たくさんの人に、あの「え!?」を味わって欲しい!と心から思いました。

さて、第4巻のストーリーはというと、相次ぐ火事の真相を調べるために、火事で被害を受けたものの鑑定依頼を受けた主人公・凛田莉子が事件を解決に導くというもの。
その火事というのも、1件目が「映画マニアの自宅」、そして2件目が「映画グッズ(コレクターズアイテムとか)取り扱い店」。
今回、残念ながら小笠原君はあんまり活躍しない(活躍したといえばしたけど)のが残念ですが、彼もちゃーんとストーリーに深みを与えています。

(読むのが遅いものでいつになるか分かりませんが、第5巻を読むのも楽しみです。

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今気付いたけど、催眠シリーズも角川なんですね。
だから、嵯峨敏也が登場出来たのかな?

『万能鑑定士Qの事件簿 Ⅲ』
2012年10月31日 (水) | 編集 |
松岡圭祐の『万能鑑定士Qの事件簿 Ⅲ』を読みました。
Ⅰ&Ⅱに続いて、万能鑑定士Q店主、凛田莉子の観察眼がキラリと光ります。

Ⅰ&Ⅱはそれで一つの物語でしたが、Ⅲ以降は一話完結ならぬ1冊完結のようです。
今回の事件は、人気店の売り上げが急に先月の4割減になる、という不思議が起こるところから始まります。
しかも、店長宛に「4割減」の予告電話があったのだから、謎は深まるばかりです。
一方、妻が偽物のブランドバッグ類に200万円も支払っていたことが判明した男性
その夫婦の娘で、出席日数が卒業要件に足りず、テストの成績もいまいちな子が、難問の英語リスニングテストに全問正解するという不思議
そうかと思えば、妻がレンタルCDショップで大量にCDを借りてきて部屋中がCDで溢れ返る・・・
この、一見バラバラに見える複数の”事件”が、最後には収まる所に収まります。

その解決のきっかけはやはり、凛田莉子。
しかし、観察眼と豊富な知識によって打ち負かす、というのとはちょっと違うクライマックスになっていました。

そうそう、莉子に惚れている?雑誌記者の小笠原君は、
少しずつ莉子のハートに影響を与えているようで・・・
「小笠原さん 心配しないで。警察には絶対に知らせないでください。 莉子」
の書き置きが、少しキュンとしちゃいました。
小笠原が莉子の身を案じ、戻ってくることを予想していたのですから。

小笠原君、もっと頑張って!!

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『万能鑑定士Qの事件簿 Ⅰ&Ⅱ』 松岡圭祐
2012年09月07日 (金) | 編集 |
松岡圭祐の『万能鑑定士Qの事件簿』のⅠとⅡを読みました。
単行本で2冊に分かれていますが、ⅠとⅡで1つの事件が解決するので、まとめて記事にします。

万能鑑定士こと凛田莉子(りんだ りこ)は、観察眼と豊富な知識であらゆるものを鑑定する「万能鑑定士Q」の店主。でも、まだ23歳!
莉子が高校生の頃のエピソードで「愛知の万博に行ってみたい」とか言っているので、20代前半の人はなんだか親近感が沸くと思います。
最初に登場した莉子の雰囲気で思い出したのが、相沢紗呼の『午前零時のサンドリヨン』(記事はコチラ)の主人公、酉乃初(とりの はつ)でした。
しかし、莉子の過去エピソードや雑誌記者の小笠原とのやり取りを見ているうちに、酉乃よりもずいぶん社交的で女性の魅力を兼ね備えているではないか!(酉乃ファンに怒られますか?)と思ったのです。
観察眼と豊富な知識、というところは共通していますが、世渡り上手?なところは、やはり店主と高校生では比較してはいけないのでしょうね。

さて内容ですが、本物と偽物の区別がまったくつかないという精巧な偽札が世の中に出回り、手元の1万円札のうち5枚に1枚が偽札かもしれない・・・
貨幣価値が分からなくなり、日本はハイパーインフレ、ドルなら通常価格だけど、円なら東京から沖縄に行く飛行機が31万円、なんてことになってしまった日本。
莉子は鑑定士なのに、本物と偽者の違いを見分けることが出来ず、なおかつこのままでは沢山の人が困ってしまう、という危機感から調査に乗り出します。

結末は予想とは少し違う展開になりました。
最後に、莉子は本当に決心したと思います。その決心を思うと、ますます莉子を応援したくなります。
やっぱり真摯な人間っていうのは、人から応援されるのだなぁと。

この「万能鑑定士Q」はかなりシリーズ展開しているので、続きを読むのが楽しみです。
すごく読みやすいので、ミステリーが苦手な人にもオススメです!

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『ミッキーマウスの憂鬱』 松岡圭祐
2012年06月22日 (金) | 編集 |
松岡圭祐の『ミッキーマウスの憂鬱』を読みました。
前からタイトルだけで気になっていて、買って本棚に並んであったのですが、やっと読みました。

ストーリーは、ディズニーランドで派遣社員として働き始めた主人公が、ディズニーランドの裏側にある現実にぶつかりながら、仕事をする1人の人間として成長する、というものです。
成長、といっても、勤務開始後3日間の話しですので、大した成長はないような感じもしますが、もともともっていた主人公の感性・素質・正義感などが裏側の「現実」とうまく融合して、それはもう立派なキャスト(ディズニーランドでは従業員をキャスト呼ぶ)に成長するのです。

最初は裏方の仕事(パーク内には立ち入りを許可されない)に就いたことが不満で、「もっとやりがいのある仕事がしたい」とから回ってばかりだったのですが、2日目には自分の役割を認識し、自分がなぜディズニーランドで働きたいのか、をきちんと分かっているんですね。

さて、このお話は完全なフィクションであり、そのことはきちんと明記されているのですが、ディズニーファンが気になるパークの裏側が、結構細かく書かれています。
・ディズニーランドの外周を取り囲むキャスト専用の運行バス
・食品運搬用の地下通路の存在
・ディズニーキャラクターの着ぐるみが保管されている部屋の様子
・ミッキーの着ぐるみは全部で○体ある
・雨が降ってショーやパレードが中止になると、キャストは大喜び
・正社員が準社員(バイトや派遣)を見下す様子
・ミッキー等主要キャラクターの着付けは正社員の監督が必要
・ショー用のミッキーとパレード用のミッキーは身長が違う
 (よって、周辺キャラクターの身長もミッキーを基準として変化)
・・・などなど
これはあくまでもフィクションなのですが、事実と同じことはあるのか?など興味をそそられること間違いありません。

ただ、本の半分くらいまでは主人公がこういった「現実」に慣れていく事に読者も付き合うことになり、これといった事件は起こらないので、ディズニーに本当にまったく興味がない人は、たとえ松岡圭祐が好きでも、読んでいて面白くないと思います。
物語は、ミッキーの着ぐるみが紛失する所から徐々に加速していくのですが、それまでは辛抱、という感じです。

今、仕事がつまらないとか、ヤル気が見いだせない人は、主人公の仕事への取り組みの姿勢を見て、何かしら感化されるところがあると思います。
私も、この物語の主人公のように、たとえ給料は安くてもやりがいのある仕事をしたいと、そう思いました。

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